特定秘密保護法 強行採決

 とても残念なことに、特定秘密保護法が成立してしまいました。審議は充分にされたと与党は言いますが、歴代の重要法案の審議時間に比べ、明らかに審議時間が少なく、参院での審議時間は衆院の半分でしかないなど、異常です。また、審議が終わってから、秘密の廃棄が可能なことが判明するなど、その危険性が次々と露見しています。
 この特定秘密保護法の処罰の対象が、一般国民にも及ぶという認識を、国民のどれだけが理解されておられるのでしょうか?公務員やマスコミ関係者のケースが取り上げられますが、一般国民もその対象内です。かつて軍規保護法において、知る権利、表現する権利が規制され、罪をでっち上げられた一般市民が逮捕され、また潜在意識下に植え付けられた恐怖から、国民が口を閉ざし、統一思想を押し付けらえた悲しい歴史が甦ります。
民主党から出された内閣不信任案に対して、自民党の薗浦健太郎議員は「50%以上の指示がある内閣に不信任案を提出していることに自己矛盾はないのでしょうか」と反対討論で述べられましたが、これはあまりも詭弁と言わざるを得ません。
 民主主義=多数決ではありませんし、数の力で決めてしまう強権的な国家であってはならないのです。
また、国民一人一人が、主権者は私たち国民であるということを、再認識する必要があります。
国民の生活を守るのも、政治を変えるのも、私たち主権者である国民なのです。
残念ながら強行採決という形で、この危険な特定秘密保護法が成立してしまいましたが、私たち国民はあきらめることなく、「反対」の意思表示を続けていくべきだと思います。それが主権者として私たち国民がやらなければならないことなのです。また政府もその世論の声を聞くべきです。真の民主主義の姿を、私たち主権者である国民の手で示していきましょう。

特定秘密法案


「緊急企画・日本の未来を考えナイト/投票直前ギリギリトーク」

佐藤こうじ
 

 私にとって大切な友人であり、ファンでもある三代目春駒(小林一彦)さんが企画された、生活の党「さとうこうじ」さん(広島選挙区候補者)とのトークセッションが、7月18日(木)21時より、広島市中区のスタジオDUCKにて開催されました。緊急企画ではありましたが、会場がいっぱいになるほどたくさんの方々にご参加いただきました。
 ことの発端は春駒さんのブログ「屈折日報」。(ちなみに私は春駒さんのファンとして毎日のブログチェックは欠かせない・笑)7月8日のブログ記事に「選挙カーの舌戦がここら周辺でも姦しいが、TPPを争点とする政党が少ないのが不気味だ。」「TPPの真実を知らない国際オンチに国の舵取りはまかせられない。」と記載されていました。そこで私は早速、春駒さんに「生活の党、及び、佐藤こうじさんは一貫してTPPには反対しておられますよ。」とメールしました。そして7月12日の夜、選挙活動で疲れた佐藤こうじさんの気分転換のために春駒さん宅で休憩させていただくことに。偶然にも前日の12日に、春駒さんはパルコ前で開催された三宅洋平さんの選挙フェスに参加されておられ、なんとそこに佐藤こうじさんが飛び入り参加されたので驚かれたとのこと。春駒さんと佐藤こうじさんの話は大いに盛り上がり、春駒から佐藤こうじさんのことを「魂の一票に値する候補者」とのお墨付きもいただきました。
 そして連休明けの16日夜。14日の渋谷での三宅洋平さんの選挙フェスの興奮が冷めやらぬ私に春駒さんから連絡が入りました。「佐藤こうじさんの話を聞いてもらう会を企画しています。」と。なんですって!?そんなことができるの?すぐに佐藤こうじ事務所と連絡を取ったところOKの返事が!その時すでに春駒さんは会場探しに街中に飛び出しておられました。そして17日に会場を決め、告知するというまさに「緊急企画」なのでありました。実は、春駒さんとの話の中で一度この企画は消えかかりました。きっとみなさんは聞きたいことがたくさんあるだろうし、佐藤こうじさんはそれに答えようと熱くなられることだろう、選挙も終盤で疲れもピークなのに、体力を消耗させるだけで、佐藤こうじさんの選挙戦の足を引っ張ることになるのではないかと春駒さんが気遣ってくださって、今回は諦めようということになりかけました。ですが候補者本人である佐藤こうじさんが、ぜひそういう機会をいただけるのであれば、みなさんとお話しさせてほしいと希望されて、企画はGOとなりました。
 告知が不十分であることは春駒さんも私もわかっており、どれだけの方が集まってくださるのか全く人数が読めないこともあり、春駒さんと私はとても気をもみましたが、それは杞憂に終わりました。春駒さんのSNSのお仲間を中心にあっという間に会場は埋まっていきました。
 春駒さんのフトゥヤラの演奏から始まり、佐藤こうじさんの登場。消費税、原発、TPP、地域主権、既得権益、経団連、日米関係、いじめ、小沢一郎代表のことなど話は盛り上がる一方で、時間は30分もオーバーしてしまいました。最後に春駒さんからプレゼントとして「上を向いて歩こう」の替え歌の「横を向いて歩こう」の歌で終了。予定よりずいぶん遅くなったのでそのまま帰られるかと思ったのに、その後もテーブルトークで佐藤節全開!テーブルに手をつき身を乗り出して参加者とお話になっておられました。参加された方々から、「政治家のイメージが変わった」「面白かった」などと嬉しい感想もいただきました。もう全て、春駒さんの行動力と企画力に感謝・感謝です。
 佐藤こうじさんならきっと「しなやかな革命」を起こしてくれる、そう、佐藤こうじさんはこの国の行く末を心配する私たちに希望を持たせてくれる「チェ・ゲバラ」だと思うのです。あなたが誰を選ぶのか、あなたの一票が、広島県の民意となるのです。私たちの生活を守ってくれる人、子供たちの未来を守ってくれる人、私たちの「いのち」を守ってくれる人。だから私は、生活の党の「さとうこうじ」さんを応援しています。
 3.11以降、私たちには右も左もなく、人を愛し、命あるものを愛し、大地を愛し、緑を愛し、海を愛し、国を愛します。
 投票に行きましょう!
 意思表示をしましょう!
 どうせ変わらないでしょと諦めるのではなく、私たちが一票を投じることから革命は起こると信じて!

「緊急企画・日本の未来を考えナイト/投票直前ギリギリトーク」の動画はこちらから。
少し長いですが、ぜひともご覧ください。私がさとうこうじさんを推す理由がおわかりいただけると思います。


「いのち」を守るためにTPP交渉参加反対の意思表示を投票で

TPP
 わが国が今月下旬に参加する環太平洋連携協定(TPP)交渉のこと、みなさんはどのように考えておられますか?よく「TPP?農業関係のこと?」などとおっしゃる方がおられますが、TPPは「2015年度までに農作物、工業製品、サービスなどすべての品目について、例外なしに関税その他の貿易障壁を撤廃する」ことを目標としています。ということは、TPPにわが国が参加することにより、農作物、工業製品、雇用、金融、保険サービスなど、私たちの生活の様々な分野に影響を及ぼします。そう、TPP交渉は、私たち国民の生活に直結した重要な交渉事なのです。
 特に私はわが国の医療に与える影響に大きな危惧を覚えています。私自身ががん患者であり、またがん患者の支援活動をしている者として、私はわが国がTPP交渉に参加することには反対です。
 わが国では「国民皆保険制度」により、質の高い医療をすべての国民が公平に受けることができています。しかしこの国民皆保険制度は他国からすれば医療産業の自由化の障壁とみなされ、撤廃を求められます。そして、「混合診療の解禁」「病院の営利化」「医薬品、医療機器、医療技術の価格高騰」が始まります。これまで「国民皆保険制度」によって私たち国民は「いつでも、どこでも、誰でも」「お金のあるなしに関わらず平等」に受けることができていた医療が受けられなくなり、いわゆる「格差医療」が広がることでしょう。つまり経済力によって受けることができる医療内容に差が出てくるのです。「お金のあるなし」によって、私たちの「命」が左右されるようなことを決して許してはいけません。医療先進国と言われるアメリカは、医療制度においては決して先進国と呼べるような現状ではありません。アメリカでは低所得者や高齢者、障碍者向けに「メディケア」「メディケイド」という公的医療保険があるだけで、多くは民間の医療保険に加入しなければならないのですが、経済状態から5000万人が無保険状態という大変な現状があります。この民間の医療保険は、どうしても利益優先になるため、受けられる医療に制限が出てきます。受けたい医療が受けられないこの現状は、これまで私が参加させていただいたアメリカやヨーロッパの患者会議や学会でも問題として取り上げられ、そのつど私は日本が国民皆保険制度であることに心からありがたいと感じておりました。
 これまでもアメリカは日本の医療を市場ととらえて、日本政府に対して市場化、営利化を迫ってきました。そんなアメリカのTPP加盟意義を考えただけでも、日本がTPP交渉に参加すれば、日本の医療制度はそのターゲットとなり崩壊することが容易に想像できるでしょう。
 安倍首相は「聖域なき関税撤廃が前提でない」と言われましたが、交渉の結果、「聖域」が認められる保証なんてないのです。たとえば、2012年12月からTPPに参加したカナダやメキシコは、先に交渉を始めたアメリカなど9か国がすでに合意した内容は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権も再協議も要求できないなど、不利な条件を課せられていると言われています。それを見ても交渉の最終段階から参加するわが国は、他の交渉各国で合意された内容を、たとえわが国にとって不利益な内容であろうと全面的に受け入れざるを得ない状況になると容易に想像できます。またTPPでは国内制度をいったん撤廃、緩和すると元に戻すことは認められません。政府が国民のために制度を戻そうとするとISD条項によってわが国が多国籍の企業から損害賠償を求められるという事態がおこり、まさに、わが国の国民の命よりも外国企業の利益が優先されることも起こりうることでしょう。
 わが国の政府は今月下旬に合流するTPP交渉に関して、具体的な交渉方針をはじめとして、交渉の全体像を国民に明らかにしていません。いくら安部首相が「国益を守る」と記者会見をされても、その実現性は低いと思わざるを得ません。
 今、私たちが私たち自身の「いのち」を守るためにできることは、その意思表示です。私たち国民が「TPP交渉参加に反対する」意思を選挙で示すことがとても大切なことなのだと私は考えます。


参議院選挙

 3年前の2010年の参議院選挙において、本当に私は大きなチャレンジをさせていただきました。結果は御存知のとおり残念な結果に終わりました。私は立候補の際のきららの皆さんに宛てたお手紙に、「普通の市民の私が、一患者が、医療や政治を少しは変えられるということを証明したいと思っています。そして患者さん・御家族、普通の人たちの小さな希望になれればと願います。」と書きました。私のチャレンジに関して、多くの御支援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
 選挙は感動の連続でした。まさに感動の毎日でした。政治に関わると心を決めた私が一番恐れたのは、これまで一緒にがんばってきたきららの仲間を失うことでした。ですが、多くのきららの仲間が私を支えて下さいました。私もそうですが、きららの皆さんにとっても「選挙」は初めての体験。わからないことだらけの中を、チラシ配りから電話かけまで一生懸命取組んで下さいました。時には厳しい言葉をかけられることもあった中、なれない選挙活動を、心を一つにして頑張って下さいました。雨の中の街頭演説も、街宣車の先へ先へまわって応援下さいました。私の身体を気遣って下さる皆さんの身体のことの方が、私にとっては心配になったこともありました。励まして下さっただけではなく、「生きがいをありがとう」とお言葉をかけて下さる方もありました。私のチャレンジに関して御支援いただいたこと、心より心より感謝しております。
 「政治は汚いもの、だから関わりたくない。」という人がいます。ですがそれは一部の事です。多くの政治家はその志を持って頑張っておられます。「政治に無関心」でいられても、「政治に無関係」ではいられないのが現実です。ことに私たち乳がん患者にとって、がん対策の取り組み、医療制度の問題、未承認薬のこと、無関心ではいられない事ばかりです。また大切なことだから、きっと誰かが声をあげてくれるという他人まかせでは、自らの命を守ることはできません。今、私は、261,210票の重みをしっかりと感じています。もちろんこの票の全てが私を御支援下さっているわけではないとわかっています。現体制への叱責票が多くを占めていることもわかっています。ただ多くの方が、何かを期待してくださったことは確かだったと思います。この票の重みを、決して無駄にすることなく、真摯に受け止めてゆきたいと思っています。
 思い起こせば、政治とは遠いところにいた私に、思いもよらない立候補の要請の連絡が入ったのが、公示まで2か月もない2010年のゴールデンウィーク明け。今まで経験した事も無い、右も左もわからない世界に「志」だけを掲げて立候補。実動40日!知名度のない私にとっては無謀な短期間の挑戦。一日も休むことなく遊説に県内を津路浦々と回らせていただき、県北では、谷あいからのぞむ山々、青々とした水田に、また島しょ部ではおだやかな瀬戸内のたたずまい、そして広島市内の都市部の街並みの美しさに、改めて広島という地の美しさに感動した毎日でした。景色の美しさとともに、人々の心の美しさにも触れ、涙した私は、最後まで「政治家」とはほど遠い素人でした。
 また辛いこともありました。私には、あまちゃんとみほちゃんという、同じ時期にがんの告知を受け治療を始めた同じ年齢の再発患者仲間がいました。私が二つ目の薬剤が効を奏して病状が安定したのとは逆に、彼女たちは進行がんと闘い続け、薬の選択肢もなくなりました。投票日の一週間前にあまちゃんが息をひきとりました。最後まで私のことを気にかけ、意識が朦朧とした状態になっても、うわ言で娘さんに私の動向を尋ねられておられたそうです。「テレビをつけて、けいちゃんが出てるから。新聞を見せて、けいちゃんが載ってない?」と何度も繰り返されたそうです。またみほちゃんは、その後を追うように、投票日の翌日に亡くなりました。みほちゃんからの最後のメールには、「今、声が聞こえた。」という街宣車からの私の声が聞こえたことに対しての喜びの一言が書いてありました。残されたご主人が「これからも応援しています」とおっしゃって下さいました。二人の遺影はとてもチャーミングな素晴らしい笑顔でした。偶然にも、一年前に覚悟をしての撮影だったようでした。「死」を覚悟して、こんなにも自然にカメラに向って笑いかける事がはたして私に出来るかどうか全く自信がありません。彼女たちは何を考え、何を思いながら、一年前に自らの意思でカメラの前に立って、自らの遺影を撮影したのか・・・。その胸中をはかれども、はかりきれません。あまちゃんとみほちゃんの笑顔は、気高く、そして優しく、私の心に残りました。
 実は、3年たっても飲むことができないでいる一本のペットボトルのお茶があります。賞味期限もとっくに過ぎてしまいましたが、大切に冷蔵庫に入れてあります。あまちゃんを最後に見舞ったときに、暑い中の選挙活動が大変だからと持たせてくれたペットボトルなのです。あまちゃん自身、腹水がたまり動くのも辛い状態にあったのに、自分の枕元のペットボトルを持たせてくれたのです。私が「あまちゃんは自動販売機に買いに行くのも辛いだろうから私は大丈夫だよ。」と断ると、「これぐらいしか私にはできないから、せめてお茶の一本だけでも持って行って。」とあまちゃんは言いました。あまちゃんが入院中であるにもかかわらずご紹介者の住所録をFAXしてくださったり、お友達に私の応援の依頼をしてくれていたのを私は知っていましたし、身体もかなり辛いだろうと思うと申し訳ない気持ちで、大切に胸にペットボトルを抱いて帰りました。あまりに私にとっては大切過ぎて今まで飲めないでいました。もうあれから3年。あまちゃんにもらったお茶を思い出の場所に返してきます。そして、また一歩前に踏み出します。
 限りある命、今日一日を愛おしく生き抜き、明日への希望をつなげていこうと思います。「いのちを守り、いのちを救う」活動をこれからも皆さんとともに続けてまいります。私のチャレンジは、始まったばかりなのだから。

ペットボトル

1

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

リンク

<中川けいホームページ>
中川けいホームページ

プロフィール

imageK.jpg
1958年5月生まれ
府中中央小学校(安芸郡府中町)、府中中学校、広島県立観音高等学校
1981年 広島女学院大学卒業、
    卒業後住江織物蟠侈
1985年 大阪市立中学校教諭
2003年 乳癌患者友の会「きらら」
    理事長
この頃から「医療=患者+医療提供者+行政でつくるもの」というコンセプトを基に、本格的なピンクリボン活動に奔走。がん検診啓発キャンペーンなど様々なプロジェクトを実践していく。
2008年 広島大学大学院
    総合科学研究科非常勤講師
   (〜2011年)

<家族>
夫、実母
<趣味>
おいしいものを見つけて食べること
花の写真を撮ること
<好きな言葉>
「明日はきっといい日」

Facebook

selected entries

categories

archives

links

profile

書いた記事数:46 最後に更新した日:2014/07/30

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM